2005年12月29日

食わせる物がないっ!

病院からの指示どおりに暮らしてみた。
彼が少し変わったような気がしたが、観察力が乏しい私のことだ。
毎日一緒に暮らしていると小さな変化には気付きにくいはずだし
期待のあまりに目がおかしくなっているのかもしれない。(←卑屈モード)

日誌に記録されていた具体的な変化として
「11/29と12/2の2回、コルボが自らオモチャを持ってきて
遊びをせがんだ」
「12/1、アジ練の休憩時間にへそ天でくねって甘えた」とあり
どちらもおとなしくて受動的な彼が過去に見せたことのない行動だった。
しかも
「体がやわらかくリラックスしていることが多い。表情が明るいような?」
と付記してあった。

1週間後、再び受診した。
「まあ、顔が先週と全然違う!なんだか明るくなったんじゃない?」
と言われた。実は私もそんな感じがしていた。薄皮がはがれたような。
「1週間でこんなに変わる子も珍しい!」と言われ、期待を持てた。

さて、今後の食事の件だ。
手作り食の本は数冊読んだのでその良さはわかったが
何しろふんぎりがつかなかった。自信を持てないのだ。
ドライフードが大好きで常に快食快便のコルボ君に甘えて
もう少しフクロウ印のフードを使わせて欲しいと願い出たが
在庫はないし、取寄せても2週間はかかると言われてしまった。
げっ、逃げ道を断たれたか!爆弾

「大丈夫よ〜!適当にある物をあげればいいの。
何が合って何が合わないかは見てあげるから」

「この子はね、ドライフードではなく食材そのものが水分を含んでいる
という形での水分摂取をさせるだけでも体がずっとラクになるのよ」

呆然とする私の背中を押すように魔女は簡単に仰った。
Oリングテストでは私の親がくんでくる某所の名水と野菜2種がNGで
水道水(ダスキンの浄水器経由)や市販の水と殆どの野菜、肉がOKだった。
(Oリングテストではいつテストしても同じ判定な物と
日を改めれば判定が変わる微妙な物があり、
NGの程度も「決して使うな」から「日常的には使うな」まである)

フードを積んで帰るのだと車を出したのに
行きと同じ重量のままで帰宅するはめになってしまった。
その日の夕食からコル坊のフードは1粒たりともない。
手作り食の本にあった素晴らしいメニューを再現するには
うちには足りない物が多すぎる。
が、当面は「飢えに苦しむよりマシ」というレベルでいいやと思うと
ヤケクソというか、手作り食への緊張感が少しほどけたかもしれない。
(被災者生活レベルの発想である爆弾

とりあえずドッグフードが生まれる前の和犬達が元気に生きてこれた
という歴史に敬意を表して
御飯、肉、野菜をテキトーに煮込むというクラシック犬御飯を差し出した。
気分は昭和時代の田舎のお婆ちゃんだ。
坊が御飯を好まないことは承知していたが
細かく刻んだ肉、野菜と一緒に煮込んだので騙されてがっついてくれた。

心がけのいい勉強熱心な飼主さんとは違って
「とりあえず食わせる物がない!」という低レベルな成り行きで
しぶしぶ始まった我家の手作り犬ごはんであった。
posted by NAO at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | コルボ(Corvo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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